加湿噴霧器の種類別の違いは?各メリットとデメリットもチェック

 

加湿噴霧器は、空気が乾燥する冬に欠かせないアイテムです。

気温の低下に伴い、空気中の湿度が低下すると、インフルエンザなどのウイルスに感染しやすくなるといわれているためです。

 

ひとくちに「加湿噴霧器」といっても、いくつかの種類があり、それぞれに特徴やメリット・デメリットが存在します。

そのため、どの部屋を加湿するかによって、適切な種類の加湿噴霧器を選ぶ必要があります。

 

この記事では、各加湿噴霧器の違いについて、メリット・デメリットを含めて解説していきます。

ぜひ加湿噴霧器選びの参考にしてください。

 

 

加湿噴霧器の種類と違い

加湿噴霧器は、大きく以下の3種類に分類されます。

  • 加熱式加湿噴霧器
  • 超音波式加湿噴霧器
  • 気化式加湿噴霧器

 

それぞれの特徴や違いを、紹介していきましょう。

 

加熱式加湿噴霧器

加熱式の加湿噴霧器は、文字通り水を加熱して沸騰させ、その蒸気で部屋を加湿する加湿噴霧器です。

加湿噴霧器のなかでは、古くから存在し、よく使われているタイプの機種になります。

 

超音波式加湿噴霧器

超音波の振動で、水を微細な微粒子状にして噴射するタイプの加湿噴霧器です。

シンプルな構造の超音波発生器を使用するため、設計の自由度が高く、デザイン性の高い機種が多いことが特徴です。

 

気化式加湿噴霧器

気化式は、水を含んだフィルターにファンで風を送り、水を気化させることで部屋を加湿します。

より自然に近い方法で加湿するため、過剰に加湿する心配が少ないことが特徴です。

 

種類別の加湿噴霧器のメリット・デメリット

ここからは、各加湿噴霧器のメリットとデメリットを紹介していきます。

 

加熱式加湿噴霧器のメリットとデメリット

メリット

  • 空気中に雑菌がバラまかれる心配が少ない
  • 加温効果が期待できる
  • 加湿能力が高い

 

デメリット

  • 電気代が高い
  • 本体が熱くなる

 

加熱式加湿噴霧器は、水を沸騰させるため、雑菌が繁殖しにくく衛生的です。

また他の種類の加湿噴霧器に比べて加湿力が高く、広い部屋や湿度の低い部屋でも比較的すぐに加湿効果を得やすいです。

 

反面、ヒーターを使用するので電気代がかかりやすく、また熱で本体が熱くなりやすいため、取り扱いが難しくなります。

 

超音波式加湿噴霧器のメリットとデメリット

メリット

  • おしゃれなデザインの機種が多い
  • 本体価格が安い
  • 電気代が安い

 

デメリット

  • 加湿能力が低い
  • 雑菌を部屋に放出する危険性がある
  • 床が濡れやすい

 

超音波式加湿噴霧器は、ヒーターを使用しないため電気代が安く、また超音波発生器が安価なことから、本体価格もリーズナブルな傾向にあります。

おしゃれなデザインや変わった形の機種も多く、インテリアと調和する機種を探しやすいのもメリットです。

 

反面、加湿能力そのものは高くないことが難点です。

超音波式は、例えるなら「霧吹き」に似た仕組みで、他の加湿噴霧器と比べて水の粒子が大きく、空気中に溶け込みにくいからです。

 

また加熱式のように殺菌効果が期待できないため、フィルターやタンク内に雑菌が繁殖しやすいことも難点でしょう。

そのため掃除を怠ると、雑菌が繁殖した水を部屋中にバラまいてしまう危険性を伴います。

 

気化式加湿噴霧器のメリットとデメリット

メリット

  • 稼働音が静か
  • 本体価格が安い
  • 電気代が安い

 

デメリット

  • 加湿能力が低い
  • 加湿の調整ができない
  • 室温を下げる可能性がある

 

気化式加湿噴霧器は、他と比べて稼働音が小さく、またヒーターや大がかりな装置を使用しないため、電気代が安いことがメリットです。

本体価格も比較的安価なものが多く、手軽に購入できる種類の加湿噴霧器でしょう。

 

反面、加湿能力は上記2種に比べて低く、広い部屋や湿度の低い部屋ではあまり効果は期待できません。

また水は気化する際に熱を吸収するため、冬場は室温を下げてしまう可能性もあります。

 

加湿噴霧器の選び方

以下、加湿噴霧器の選び方について紹介していきます。

 

目的に合った種類を選ぶ

上記したように加湿噴霧器には、大きく3種類が存在し、それぞれにメリットとデメリットが存在します。

それぞれの違いをよく理解して、加湿噴霧器を選ぶことが重要です。

例えば、

 

  • 加湿力の高い機種がほしい人は加熱式を
  • 部屋のインテリアに合った機種がほしいなら超音波式を
  • 自然な方法で少しだけ湿度がほしいなら気化式を

 

という具合に、目的に合った種類を選びつつ、さらにデメリットを比較検討して選ぶようにすると、間違いは少ないでしょう。

 

デメリットを軽減させる機能が付いた機種を選ぶ

加湿噴霧器を選ぶには、目的に合った種類を選ぶだけではなく、デメリットを軽減できる機能が付いているかどうかを検討することも重要です。

 

例えば「除菌機能付き」の超音波式加湿噴霧器であれば、雑菌が部屋にバラまかれる心配は少なくなります。

このように「+α」の機能がある機種を選ぶと、より快適な室内環境を実現できます。

 

加湿噴霧器で快適な環境づくりを

最近の加湿噴霧器は、単純に加湿だけを目的としたものではなくなってきています。

部屋の環境をより「快適にする」ために、様々な機能が付いた機種が出回るようになってきました。

 

当社のタワー型噴霧器「TERRA FORESTAミスト」は、より快適で衛生的なお部屋の環境づくりに役立つアイテムです。

 

超音波式加湿噴霧器のデメリットを大きくカバー

「TERRA FORESTAミスト」は、超音波式の加湿噴霧器ですが、タワー型にすることで超音波式にありがちな「床が濡れる」心配を減らしています。

また、放出するのは天然の空間除菌剤のため、除菌効果も期待できるなど、超音波式のデメリットを大きくカバーした機種です。

 

安全で強力な空間除菌剤を使用

使用する空間除菌剤は、天然成分のみを使用して作られており、赤ちゃんや高齢者がいる空間でも安心して利用できます。

また強力な除菌・抗ウイルス効果の他に、消臭効果も期待できるため、喫煙ルームなどに設置するのもおすすめです。

 

さらに空間除菌剤には、ヒノキやヒバの抽出エキスも含まれているため、除菌だけではなく、香りによるリラックス効果も期待できます。

 

まとめ

加湿噴霧器選びは、それぞれの違いを明確にすることが大切です。

また、その種類の加湿噴霧器のデメリットをカバーする機種を選ぶと、さらに快適な環境づくりに役立ちます。

 

当社の「TERRA FORESTAミスト」は、湿度だけではなく、あらゆる面から快適なお部屋空間づくりをサポートするアイテムです。

興味がある方は、ぜひ一度当社のHPをご覧ください。