オフィス用の加湿器(加湿噴霧器)はどう選ぶ?ポイントとおすすめ機種を紹介

 

空気の乾燥は、体調面・美容面の両方に悪影響を及ぼします。
ウイルスの活性化などにもつながるので、健康面に関心の高い方は気にされているのではないでしょうか。
健康維持のためにも加湿器(加湿噴霧器)は欠かせないアイテムです。
また1日の多くをオフィスで過ごすケースが多い場合、オフィスにこそ加湿器が必要にな
ってきます。
この記事では、オフィスに設置する加湿器(加湿噴霧器)を選ぶポイントや、おすすめ商品などを紹介していきます。
快適なオフィス環境づくりは、仕事の効率アップにも役立つため、ぜひ参考にしてみてください。

 

black and brown chairs and tables


加湿器の種類と特徴


オフィス向けの加湿器を選ぶポイントを紹介する前に、まずは加湿器の主な種類と特徴を紹介していきます。
加湿器には主に、「スチーム式」「超音波式」「気化式」の3種類が存在します。


加熱式加湿器


加熱式加湿器は、水を沸騰させて蒸気を発生させることで、室内の湿度を高めるタイプの加湿器です。
水を一度沸騰させるため、タンクやフィルター内に雑菌が繁殖しにくく、また加湿力が高いことがメリットです。
反面、加熱ヒーターを使用するため電気代がかかりやすく、また本体も熱くなりやすいので、火傷などのリスクがあることが難点です。


超音波式加湿器


超音波式は、その名の通り超音波の振動で、水を微細な粒子へと変えて放出することで、湿度を高めるタイプの加湿器です。
加熱ヒーターを使用しないため、電気代が安く、またおしゃれなデザインの機種が多いことが特徴です。
反面、飽くまでも「細かい水」を噴出しているだけなので、加湿力は高くありません。
また、スチーム式のように加熱による殺菌効果が期待できないため、掃除などを怠るとフィルター内に雑菌が繁殖してしまいます。
そうなれば、雑菌もろとも水をオフィス中にバラまいてしまう恐れがあります。


気化式加湿器


気化式は、水を含んだフィルターにファンで風を送り、気化させることで湿度を上げるタイプの加湿器です。
より自然に近いシステムで湿度を上げるため、「湿度が上がりすぎて結露が発生する」などのトラブルを起こすリスクが少ないです。
また、電気代もかかりにくく、経済的なことも特徴として挙げられます。
反面、気化による加湿のため、加湿能力は低く、それほど大きな効果は望めません。


オフィスに適した加湿器の選び方


ここから、いよいよオフィスに適した加湿器の選び方を紹介していきます。


大きなオフィスの場合は「加湿力」を重視する


加湿器は部屋全体の湿度を上げるためのものです。
特にオフィスのような、大きな空間を加湿するには、当然のことですが高い加湿能力が求められます。
上記でいえば、スチーム式が一番高い加湿能力を持ちます。


大型機種を選ぶ


オフィス全体を加湿するには、当然ですが大容量の加湿器が必要です。
6~8帖程度の家庭用加湿器では、足りません。
飽くまで目安ですが、12帖の部屋を加湿するには、600~750mlの容量が必要だといわれています。
自社のオフィスの広さに合わせた容量を持つ加湿器を、選ぶようにしましょう。


業務用の加湿器を検討する


おしゃれなオフィスでは、内装とマッチするようにデザイン性の高い加湿器を求めるケースも少なくありません。
しかし、加湿器は飽くまでも「部屋の湿度を上げる」ためのものです。
デザインにこだわったことで機能性が疎かになれば、本末転倒です。
大型の業務用加湿器であれば、高い加湿能力と大容量さを兼ね備えた機種が取り揃っています。
デザインにこだわるのも良いですが、機能面を重視するのであれば、業務用加湿器を導入することをおすすめします。


多機能な機種を選ぶ


オフィスは社員や来客など、大勢が出入りする空間です。
そのため加湿機能単独の機種よりも、さらに機能が付いた機種を選ぶと良いでしょう。
例えば「アロマ機能」「除菌機能」付きの機種であれば、オフィス環境の快適化や社員の病気予防などが期待できます。
特に近年は、コロナウィルスの流行に伴い、どのような衛生対策を行っているかを気にする人が増えています。
除菌・抗ウイルス機能付きの加湿器を設置すれば、社員の健康のためだけでなく、会社のイメージアップにも役立つでしょう。


オフィスにおすすめの加湿器


オフィスへ設置するのであれば、除菌・抗ウイルス機能付き加湿器をおすすめします。
当社が取り扱っている加湿噴霧器「  TERRAFORESTA」(大型噴霧器)は、オフィス・施設向きの大型機器で、除菌効果も期待できます。


超音波式のデメリットをカバーした大容量機種


「TERRAFORESTA」は、超音波式で電気代がかかりにくく、また5㎛という細菌レベル
の微細な除菌ミストを放出するため、床濡れの心配が少ないことがメリットです。
他にも約18Lと大容量タンクで、約130帖のエリアに対応することなど、オフィスに適し
た機器といえます。


除菌だけでなく消臭も期待できる


「TERRAFORESTA」は、植物抽出エキスやイオン水を利用したミストを放出します。
ミストは除菌だけでなく、消臭にも効果が期待できるため、タバコなどオフィス特有の臭い対策にも役立つでしょう。


おすすめの使用方法


除菌・消臭・加湿と、多くの効果が期待できる「  TERRAFORESTA」ですが、おすすめなのは「出入り口」への設置です。
「TERRAFORESTA」は人感センサー搭載のため、出入り口に設置することで入退出者に除菌と消臭を行ってくれます。
これにより、外部の細菌持ち込みを防止し、退出時にも安心してお帰りいただけます。
また上記したように、ミストは非常に微細なため、服についても濡れる心配はありません。
お客様や社員に不快な思いをさせることなく、除菌と消臭を行うことが可能です。


まとめ


オフィスは社員が1日の大半を過ごす空間です。
場所によっては、人の出入りも多く、また一つの空間に大勢の人が集まるため、湿度だけではなく細菌・ウイルスの蔓延なども気にする必要があります。
「TERRAFORESTA」は、社員やお客様の服を濡らすことなく、除菌・消臭が可能です。
コロナウィルスの影響で衛生への不安が増した今の時代、来客時に除菌・消臭を行ってくれる「TERRAFORESTA」は、社員の感染リスクを減らすだけでなく、お客様からのイメージアップにも、つながることでしょう。